沖縄離島小島特集

古宇利島

近年、知名度が上がってきた沖縄県の観光スポットに古宇利島があります。古宇利島は沖縄本島の北部に位置する島で、離島ではありますが沖縄本島に近く、2005年2月に1.96キロメートルに及ぶ古宇利大橋が架けられて以来、本島との行き来がとても便利になりました。この古宇利大橋が、観光地としての古宇利島に大きく貢献しています。
離島ならではの美しい紺碧の海を渡る白い古宇利大橋からの眺めは格別で、本島側にある大橋の入口に設置されている駐車場に降りて、徒歩で渡って大橋と周囲の海を撮影する観光客が急増しています。
また、古宇利大橋を自転車や自動車で渡りながらの風景も、まるで大橋が海を左右に分けているように架けられているので絶景です。古宇利大橋を渡りきった右手には、観光客が降りて海水浴と砂浜の散策を楽しむ場所があります。以前は砂浜のみの寂しい場所でしたが、現在は多くの店が立ち並び、食事と休憩も楽しむことが出来るようになっています。
古宇利島を更に進むと、のどかなサトウキビ畑が広がり、昔ながらの屋根の低い沖縄の家並みを見ることが出来ます。それらの風景を眺めながら、海沿いの道を使って古宇利島を1周することも楽しめます。

宮古島

宮古島は沖縄本島から300kmのところにある太平洋と東シナ海の間にある島で、隣は石垣島です。三角とか弓などと言われる形をしていて、沖縄県内で4番目に大きな島です。宮古島では大きく分けて観光(島遊び)とビーチの2つの遊び方で楽しめます。

観光は、島尻マングローブ林や西平安名岬で自然の風景を楽しんだり、うえのドイツ村や南国の植物がたくさんのユートピアファーム宮古島で遊んだりできます。またパワースポットとして人気の漲水御嶽は宮古島創生の神々がまつられており、歴史があります。

ビーチはとにかく透明度がすばらしいパイナガマビーチ。絵葉書のようなうつくしい海にうっとりできます。人気が高いのは砂山ビーチ。巨岩のある砂浜は、トイレやシャワーなど設備が整っているので日帰りでもおすすめ。エメラルドの海、どこまでも続く白い砂浜を堪能できるのは前浜ビーチ。トライアスロンやビーチバレー大会でも有名なビーチで東急リゾートホテルの前にあるので、ホテルから出てすぐ泳ぎたい人にもぴったりです。サンゴや魚が泳ぐダイビング向きのビーチはイムギャーマリンガーデン。湾状に入り組んだうつくしい自然のビーチです。家族連れにもぴったりです。

瀬長島

瀬長島は沖縄県豊見城市に属する無人島です。面積は0.18k㎡、周囲約1.5km、標高33mの台地状の島です。島内はススキなどの草木類が大半で、樹木は自生していません。瀬長島は豊見城発祥の地とされています。方言では「シナガ」と言い、伝承によれば高貴な按司が島に城を築いたため、「按司のいる砂島」が「アンジナジマ」に転訛した、と言われています。拝所などの貴重な遺跡が残り、周辺住民からは聖地として尊崇されています。現在、島は沖縄本島と海中道路で繋がり、気軽に自動車や徒歩で行くことができます。
那覇空港の南約1.5kmのところにあり、離着陸する飛行機の航路直下にあるため、巨大な機体を間近で仰ぐことができます。風向きによりますが、夏は離陸、冬は着陸が見られます。北風の強い日の着陸は特に迫力があり、飛行機好きにはたまりません。西岸にあるため、夕日の名所としても有名で、夕日と飛行機が行き交う景色を見ることができる人気のビューポイントとなっています。また、恋の島としても有名で、市の内外から多くのカップルが訪れます。島内には4つの野球場が整備され、潮干狩りや釣りでも知られた名所です。近年、大型温泉ホテルがオープンしています。

石垣島のおすすめツアー

日本でも有数のリゾート地である沖縄。ゆるやかで独特な時間が流れる沖縄を訪れた際にはぜひ離島に行くべきでしょう。本島の周辺に57もの離島があり、本島とはまったく違う魅力にあふれています。離島の中でもおすすめなのが、沖縄県内で3番目に広い敷地を持つ石垣島。1年中温暖な気候で過ごしやすいこともあり、シーズンオフに行くのもおすすめ。

gf1000644865w石垣島に行くのであれば非日常的でちょっと贅沢な体験ができるツアーに参加してみるといいでしょう。まずはどこまでも透き通るエメラルドグリーンの海とサンゴ礁が楽しめる川平湾のシュノーケリングツアー。日本百景の1つでミシュラングリーンガイド三ツ星にも認定された川平湾の無人島の岩島の間をカヤックツーリングします。色とりどりのサンゴ礁の中をシュノーケリングしている最中、運がよければ回遊するウミガメやエイなども見られるかもしれません。

そして西表島や小浜島、由布島に渡るおいしいところ取りのツアーもあります。このツアーの特徴はなんといっても由布島へ渡る際の水牛タクシー。美しい青空と海の中、水牛に乗ってゆったりと由布島まで浅瀬の海を渡り、南国情緒ただよう植物園を見学します。他にも西表島にある日本最大規模のマングローブ林が広がる仲間川めぐりや観光バスによる小浜島の人気スポット見学など、離島の魅力が詰まったツアーです。

石垣島への旅行に欠かせないのは日中、目いっぱい遊んだ体を癒すためのホテル。リーズナブルな価格で宿泊したい方におすすめなのが1泊から長期滞在まで可能な石垣島のホテル。空港からも港からもバス1本で行けるアクセスのよさなので、疲れていてもすぐにホテルで休むことができます。もっともリーズナブルな価格の部屋でも23㎡と広々空間なので快適です。

石垣島には絶景が見られる玉取崎展望台や断崖絶壁にそびえたつ御神崎灯台、WWF(国際自然保護連合)によって南西諸島の生物の多様性を保全するために作られたしらほサンゴ村など他にもたくさんの観光スポットがあります。せっかくですから、石垣島でしかできないことを経験してみるといいでしょう。