国営沖縄海洋博覧会記念公園

沖縄本島北部の本部町にある美ら海水族館は、沖縄県内も首里城と並ぶ集客数のある観光地ですが、その美ら海水族館は海洋博公園の中にあります。
海洋博公園は正式名を国営沖縄海洋博覧会記念公園といい、沖縄県の本土復帰を記念して1975年7月から半年間行われた沖縄国際海洋博覧会の開催地の跡地にできた公園です。
約78ヘクタールという広大な敷地は本部半島の突端部の西海岸に位置し、園内には美ら海水族館のほか、公営海水浴場のエメラルドビーチ、中世からの琉球の生活の様子を再現したおきなわ郷土村のほか、沖縄の伝統漁具や船などを展示している海洋文化館、おもろ植物園や熱帯ドリームセンター、熱帯・亜熱帯都市緑化植物園などの施設があります。
海岸線に沿って水族館とビーチを中心とした海のエリア、文化的施設が中心の歴史文化エリア、そして植物園を中心とした花と緑のエリアに分けられ、どのエリアからも目前の東シナ海に浮かぶ伊江島を眺望することが出来、サンセットのスポットとしても人気があります。水族館、ドリームセンター、文化館、おきなわ郷土村などの各施設では施設別に入場料を払うシステムになっています。また敷地内外には宿泊施設も多く、公営のエメラルドビーチが使えるほか、植物園エリア前には、海の駅などの物産コーナーもあります。